新築一戸建てか中古一戸建てか?比較ポイントをご紹介!

公開日:2022/12/15

新築一戸建てか中古一戸建てか?比較ポイントをご紹介!そろそろ一戸建てのマイホームが欲しいと考えたとき、新築一戸建てか中古一戸建てかで迷ってはいませんか?マイホームが手に入るという点は同じですが、新築一戸建てと中古一戸建てどちらを選ぶかで、さまざまな違いが生じます。そこでこの記事では、新築一戸建てと中古一戸建ての比較ポイントを解説します。

入居後のご近所づきあいについて

新築一戸建てと中古一戸建てでは、入居後のご近所づきあいに違いが出てきます。一体どのような違いがあるのか、それぞれ見ていきましょう。

新築一戸建てのご近所づきあい

新築一戸建てに住んだ場合のご近所づきあいは、住んでみなければ分かりません。とくに、周囲も分譲住宅地の場合、ご近所さんとほぼ同時期に入居することになるのです。

そのため、どんな人とご近所づきあいをするのか読めないのが新築一戸建てのご近所づきあいの特徴でしょう。ただし、周囲もみんなゼロからのご近所づきあいのスタートなので、新たなコミュニティを構築しやすいのもメリットです。

中古一戸建てのご近所づきあい

中古一戸建ての場合、すでに周囲の住宅には人が住んでいることが多いでしょう。そのため、事前にどんな人が住んでいるのかをチェックできます。ゴミ出しのマナーなども確認できるため、より安心して引っ越しができるのがメリットです。ただし中古一戸建ての場合、ご近所同士の輪に途中から入ることになるため、不安に思う方もいるでしょう。

適用される法律が異なる

住宅に関する法律は、数年ごとに改正されていきます。そのため中古住宅の場合、その住宅が建ったときと、適用される法律が異なる可能性があるのです。どんなことが異なるのか、詳しく見ていきましょう。

法律の違いで建物が狭くなることも

建築基準法が改正されたことにより、中古住宅を建て直すとなると狭くしなければいけないケースがあります。これは、当時は法律上建てられた建物でも、現在の法律では適用されないからです。反対に、適用される法律が異なることで広くできるケースもあります。

税制上の優遇の違い

税制上の法律も数年ごとに改正され、現在は新築一戸建てのほうが税制上優遇を受けやすくなっています。たとえば、住宅ローンの控除。新築一戸建ての場合、敷地面積や所得などの一定基準を満たせば控除が受けられます。

しかし、中古住宅の場合、築20年以内、耐火建築物なら築25年以内でなければ住宅ローンの控除が受けられません。そのほか、新築一戸建ての場合は不動産取得税や固定資産税が減税されます。中古一戸建てはこれらの優遇がありません。

保証期間の違い

新築一戸建てと中古一戸建てには、保証期間の違いもあります。新築一戸建ての場合、すべての住宅に「住宅品質確保促進法」が適用され、柱や梁などの構造耐力上主要な部分や、雨漏りを防止する部分に対して10年間保証されます。一方、中古一戸建ての場合は保証期間が3か月前後と短かったり、保証そのものがなかったりするのです。

物件情報の入手のしやすさに違いがある

新築一戸建てと中古一戸建てでは、物件情報の入手のしやすさに違いがあります。

新築一戸建ては情報や資料が集めやすい

新築一戸建ては、インターネットに情報がたくさん出ています。すぐに資料請求ができて住宅の基本性能が調べられたり、分譲住宅の場合はモデルハウスとして展示していたりするため、複数の新築一戸建てを比較検討できます。

中古一戸建てはすぐに実物を見られる

中古一戸建ての場合、すでに建物が建っているため、すぐに実物を見られます。まだ売主の方が住んでいる場合でも、見学を引き受けてくれれば、実際に人が住んでいる様子を見られるのも大きなメリットでしょう。ただし、中古一戸建ての場合、建築した当時の資料がすべてそろっているわけではありません。

そのため、住宅の構造や基本性能など、見えない部分の情報が少ないのがデメリットです。

どちらにもメリット・デメリットがある

新築一戸建てと中古一戸建ては、このほかにもさまざまなメリットとデメリットがあります。

新築一戸建てのメリット

新築一戸建ての最大のメリットは、やはり「新しい」ということです。建材が新しいのはもちろんのこと、最新の設備が導入されているため、より快適な暮らしが送れるでしょう。とくに太陽光発電システムや蓄電池といった省エネ設備は、中古一戸建てには後付けするのが難しいです。

そして新築一戸建ては新しいことから、設備や建材のトラブルが起きにくくなります。さらに、メンテナンスなどにかかる維持費用も中古一戸建てよりかからないでしょう。

新築一戸建てのデメリット

新築一戸建てのデメリットは、初期費用が高いということです。エアコンや照明といった設備も新たに購入しなければいけないため、余裕をもった資金計画が大切になります。また、新築一戸建ての立地は郊外がほとんどです。駅チカなど好立地の土地には、すでに建物が建っていることが多いでしょう。

中古一戸建てのメリット

中古一戸建てのメリットは、新築一戸建てに比べて初期費用が安く済むということではないでしょうか。具体的には、新築一戸建てよりも2割~5割ほど安いといわれています。また、築20年以上たっている中古一戸建てであれば、土地代だけで購入できることもあります。

また、中古一戸建てはすでに建物が建っているため、実際に目で見て間取りや日当たりなどを確認できるのも大きなメリットです。古い建物でも、リノベーションをすれば新築一戸建てと同等の住宅性能を持った家にもできます。そして中古一戸建ては、中古ならではの味わいを楽しめるのも魅力でしょう。

中古一戸建てのデメリット

中古一戸建てのデメリットは、維持費用がかかるということです。建材や設備が古いことで、新築一戸建てよりも不具合が生じやすくなります。そのため、メンテナンスなどの維持費用がかかってしまいます。

まとめ

新築一戸建てと中古一戸建ての比較ポイントを解説しました。新築一戸建てと中古一戸建ては、どちらもさまざまな特徴があり、メリットもデメリットもあります。そのため、一概に「どちらのほうがよい」とはいえないのです。新築一戸建てと中古一戸建てのどちらを購入しようか迷っている方は、今回ご紹介したポイントを参考に、自分にはどちらの一戸建てが合っているかを考えてみてください。

 

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