新築一戸建てを購入するなら事前審査を受けたほうがいい?

公開日:2022/12/15

新築一戸建てを購入するなら事前審査を受けたほうがいい?夢のマイホーム、新築一戸建て。購入を決めたら、どんな間取りにするか、デザインはどんなテイストにするかなど、イメージが膨らむことでしょう。一方、新築一戸建ての購入にあたり大切なのが、住宅ローンの審査です。そこでこの記事では、よりスムーズに新築一戸建ての購入ができるよう、住宅ローンの事前審査について解説します。

購入前に住宅ローンの事前審査を受けたほうがよい?

住宅ローンの事前審査は、新築一戸建ての売買契約を交わす前に住宅ローンの審査をするものです。事前審査を通過しなければ、本審査は受けられません。新築一戸建ての購入の際、多くの人が住宅ローンを組むことになるでしょう。

しかし、「実際に年収に対してどのくらいの融資が受けられるのか?」「そもそも審査に通るのか?」など、不安に思う方も少なくありません。そこで新築一戸建ての売買契約を結ぶ前に住宅ローンの事前審査を受けることで、安心して売買契約を正式に締結できるのです。

新築一戸建ての売主側も、買い手がきちんと住宅ローンの返済ができるかどうか確かめてから売りたいはずです。そのため、よりスムーズに新築一戸建ての購入に進めるよう、住宅ローンの事前審査は早めに受けたほうがよいでしょう。

住宅ローンの事前審査を申し込むタイミング

住宅ローンの事前審査は、どのタイミングで申し込めばよいのでしょうか?住宅ローンの事前審査は、気に入った土地や物件が見つかったタイミングがおすすめです。その土地や物件を購入するか未定でも、事前審査は早めに受けたほうがよいでしょう。ここからは、その理由を見ていきます。

借入可能額が分かる

住宅ローンの事前審査を受けると、土地や物件を決める前に自分の借り入れ可能額が分かります。そのため、借入可能額を知ったうえで、実際に購入できる土地や物件を現実的に探せるのです。せっかく気に入った土地や物件でも、いざ住宅ローンに申し込んだら審査が通らなかったら、また一から土地や物件を探さなくてはなりません。

そのような事態を避けるためにも、住宅ローンの事前審査を受けて借入可能額を知ることはとても大切なのです。

無理のない資金計画が立てられる

住宅ローンの事前審査を受けることで、住宅ローンの返済額がリアルにイメージでき、無理のない資金計画が立てられます。理想のマイホームを購入しても、住宅ローンの返済で生活が苦しくなっては、とても快適な暮らしとはいえません。

理想のマイホームで、家族みんなで快適に暮らすために、住宅ローンの事前審査を受けて無理のない資金計画を立てましょう。

複数の金融機関に申し込みができる

住宅ローンの事前審査は、複数の金融機関に一括で申し込みができます。住宅ローンでも、金融機関によって特徴が異なります。自分たちのライフプランにおいて、どの金融機関で住宅ローンを組むのが合っているのか、実際に事前審査を受けて検討してみましょう。

どんなことを審査されるのか

住宅ローンの事前審査では「完済時年齢」「健康状態」「年収」などが調べられます。完済時の年齢は、現在は80歳までに住宅ローンの完済ができるかどうかで判断されます。健康状態については「団体信用生命保険」に加入できるかどうかが関係してきます。団体信用生命保険は、契約者に万が一のことがあった場合、住宅ローンの残債を0にしてくれる保険です。

住宅ローンの審査をする金融機関のほとんどが、住宅ローンを組める条件として団体信用生命保険への加入が必須になっています。しかし、今の健康状態が悪いと団体信用生命保険に入れないのです。そのため金融機関も、契約者の健康状態は大きな審査基準としています。また、年収も住宅ローンの審査に大きく関わります。

今の年収で、無理なく住宅ローンの返済ができるかどうかを判断しているのです。

事前審査の申し込みポイント

住宅ローンの事前審査を通過しなければ本審査は受けられないため、新築一戸建ての購入もなかなか進みません。そこで、事前審査を無事に通過できるよう、申し込みポイントを押さえておきましょう。

頭金をなるべく用意する

まず、住宅ローンを借りる前に、どれくらい頭金を用意できるのか考えてみましょう。新築一戸建て購入の際にかかる諸費用を除いて、なるべく多くの頭金を用意することをおすすめします。頭金をなるべく用意すれば、借入金も少なくできるため、住宅ローンの事前審査に通過しやすくなるでしょう。

現実的な借入金額の設定

住宅ローンは、年収によって借入可能額が変わります。そして借入可能額は返済負担率によって決まり、返済負担率25%前後なら住宅ローンが組めるのです。しかし、借入可能額のギリギリまで借りるのは、非常に危険です。せっかく借りられるからと借入可能額ギリギリまで借りてしまうと、毎月の返済で生活が苦しくなる可能性があるからです。

借入可能額は、住宅ローンを返済してもゆとりのある生活ができる返済金額ではありません。そのため、借入可能額の範囲内で、無理なく返済ができる現実的な借入金額を設定してください。

ほかのローンをなるべく組まない

住宅ローンは、ほかのローンを組んでいると審査に通過しづらくなります。代表的なのは、車のローンや教育ローンなどです。ほかのローンを組んでいると、返済負担率が上がってしまうため、住宅ローン審査には不利になります。まだほかにローンを組んでいないという方は、なるべくほかのローンは組まないようにしましょう。

ペアローンの検討も

共働きの家庭であれば、ペアローンという手もあります。契約者本人だけでは希望の金額が借りられないという場合、ペアローンの検討もしてみてください。

まとめ

どんなに理想の土地や物件を見つけても、住宅ローンが借りられなければ購入はできません。住宅ローンの事前審査を受けることで、どのくらいの住宅ローンが組めるのかが把握できるため、現実的な物件探しができます。夢のマイホームは、理想だけで購入しても生活が苦しくなるのが現実です。現実的な借入可能額を知ったうえで購入したマイホームのほうが、のちに余裕のある快適な暮らしができるでしょう。これから新築一戸建ての購入を検討している方は、ぜひ早めに住宅ローンの事前審査を受けてみてください。

 

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