新築一戸建ての購入でよくある後悔ポイントとは?
夢のマイホーム、新築一戸建て。とくに注文住宅で新築一戸建てを購入する予定の方は、理想の間取りやデザインをイメージして、ワクワクしていることでしょう。しかし、新築一戸建ての注文住宅を建てた後、後悔が残る方は少なくありません。そこでこの記事では、新築一戸建ての購入でよくある後悔ポイントをご紹介します。
一番多い悩みは「住宅ローン」
新築一戸建ての購入後、もっとも悩む方が多いのが「住宅ローン」についてです。住宅ローンの返済が、思っている以上に苦しいという方が多くいます。それは、景気の悪化によって給料アップが見込めなかったり、ボーナスカットされてしまったりすることが背景にあるでしょう。
また、子どもの教育費が増えたり、車の買い替え時期になって支出が増えたりすると、住宅ローンの支払いが厳しくなってきます。そのため、新築一戸建てを購入するときは、万が一ボーナスカットをされたり、子どもの教育費の増加、車の買い替えなどをしたりしても生活に支障がないよう、無理のない返済計画が大切です。
住宅ローンだけじゃない!見落としがちなランニングコスト
家を維持していくのにかかるのは、住宅ローンだけではありません。固定資産税や都市計画税などが定期的にかかります。そのほか、ゆくゆくは家のメンテナンス費用もかかるようになるため、住宅ローンだけでなく、年間にかかるランニングコストも把握しておく必要があるのです。
間取りの後悔はずっと続く?
新築一戸建ての後悔ポイントとして次に多いのが、間取りに関する後悔です。一体どのようなことで後悔しているのでしょうか?間取りについての後悔をいくつかピックアップしました。
収納が足りない
間取りの後悔の中でもトップで多いのが、収納が足りないという後悔です。部屋を広くしたいあまり収納スペースを充分に作らないと、結局収納棚などの家具を買う羽目になり、部屋が狭くなってしまいます。また、せっかくおしゃれな間取りやデザインにしても、収納が足りずに物であふれた部屋になってしまっては、もったいないです。
収納スペースは、多すぎるくらい作るのがちょうどよいでしょう。
家事動線が悪い
家事動線が悪いという後悔も多く見られます。家事は、毎日行うものです。そんな家事動線が悪いと、ストレスがたまってしまいます。おすすめの家事動線は「回遊動線」です。回遊動線とは、家の中で行き止まりがなく、ぐるぐると回れる動線のことです。無駄に移動することがなくなるため、家事がスムーズに進められます。
コンセントの位置が悪い、または少ない
間取りを考えるときに意外と見落としがちなのが、コンセントの位置と数です。コンセントの位置と数が適切ではない場合、コンセントが少なくて掃除機をかけるときに困ったり、コンセントに届かないことで置きたい位置に家電を置けなかったりします。そんな失敗を防ぐため、注文住宅を購入するときは、間取りを考えながらコンセントについても考えましょう。
まずは今ある家電、新築一戸建てを建てるにあたり購入する予定の家電をリストアップしてみてください。どの部屋にどんな家電を置くのかをイメージしながら考えると、自然と必要なコンセントの位置と数が分かるはずです。
窓の数
窓の数での失敗も多いです。窓の数や位置、大きさは設計図ではイメージしづらく、後回しにしてしまいがちです。しかし窓は、数や位置、大きさによって、外気の影響を受けやすくなったり、逆に窓が少なすぎてリビングに日が入らなかったりと、間取りを決めるにあたって非常に大切な部分です。
また、窓の位置によって隣の家から部屋が丸見えになってしまうという失敗ケースもあります。間取りを決めるときは、部屋の間取りだけでなく、窓の数や位置、大きさもきちんと考えましょう。
すべては住宅会社選びにかかっている
新築一戸建てを建てるにあたり、さまざまな後悔している人が多いです。そんな後悔をしないため、もっとも大切なのは「住宅会社選び」といえるでしょう。同じ敷地面積の土地に家を建てるとしても、どこの住宅会社を選ぶかによって建つ家はまったく変わります。
そして「住宅会社選びに失敗した」と感じる人はとても多いのです。そのため、住宅会社を選ぶときは必ず複数の住宅会社で相見積もりをとり、さまざまな住宅会社を比べて検討しましょう。もちろん、安ければよいというわけではありません。間取り、デザイン、価格などを総合的に判断して、安心して任せられる住宅会社を選んでください。
また、見積もりの段階で住宅会社の担当の人との相性をチェックすることも大切です。担当者との相性が悪いと、こちらの要望を理解してもらえないなどのすれ違いが生じ、思い通りのマイホームが建てられない可能性が高いからです。住宅ローンや間取りでの失敗がないよう、まずは住宅会社選びを慎重に行いましょう。
まとめ
新築一戸建ての購入にあたって後悔しがちなポイントをご紹介しました。新築一戸建ての購入では、住宅ローンや間取りに関する後悔ポイントが多くあります。一度家を建ててしまったら、いくら後悔してもすぐに直せるわけではありません。そして、後悔ポイントはこれからの生活で小さなストレスとなってしまう可能性もあります。そんな事態にならないよう、住宅ローンや間取りに関しては慎重に検討し、さらにそれを実現できる住宅会社を選びましょう。